about LURE FISHING/mainly Kanagawa pref., sometimes Expedition/bass,trout,squid and more!/camera:CANON POWERSHOT SX260HS


by rikkyofishing
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【遠征】10月15日 三重県鳥羽市答志島答志漁港

【遠征】10月15日 三重県鳥羽市答志島答志漁港


釣果:小アオリイカ1パイ

~高速バス+近鉄特急で三重へ~

 金曜日の夜、私は新宿高速バスセンターから名古屋行きのバスへ乗り込もうとしていた。これから自分となんら接点のない、訪れたことのない土地へ向かう、その高揚感は、新宿の見慣れた退屈な街の風景でさえも、いつもとはまったく違うものに見せていた。最終的な行き先は、三重県鳥羽市沖の答志島、菅島、そして神島などの島々だ。目的は、エギング。翌日の天候は、予報ではあいにくの雨。情報は少ないが実績はあるこれらの島々での、完全なるアウェイゲーム。先行きは神のみぞ知る、とでもまとめたいところだったが、いくら神様であってもそんなことを問われては迷惑だっただろう。勝手に行って、勝手にエギを投げよう。

~あいにくの雨。鳥羽水族館へ~


 名古屋までは6時間ほどで到着する。鳥羽へ直接入る高速バスもあり、なおかつ独立した3列シートで快適なことは間違いなかったのだが、予約したのが当日だったためさすがに予約が取れなかった。往路はまず新宿から名古屋の名鉄バスセンターへ向かい、そこから近鉄特急で鳥羽入りというルートをとった。

 私を乗せた近鉄特急が伊勢路を進んでいくと、車窓から見える風景がだんだん明るくなっていった。予報では午後から快方に向かうはずだった。前倒しになったのだろうか。鳥羽駅に着いたのは9時前。ちょうど鳥羽水族館が開園になる時刻だった。鳥羽駅からは徒歩でせいぜい10分くらいだっただろうか。私が今回の目的地を鳥羽市とその沖の島々にした理由は、この町のコンパクトさにもあった。鳥羽水族館と離島へ向かう定期船の船着き場「鳥羽マリンターミナル」はそれぞれ徒歩でも20分圏内。見知らぬ土地でありながら、行動計画がたてやすい。強いて言えば、伊勢神宮に行けなかったのが少し残念だったくらいだ。



鳥羽湾景

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鳥羽水族館へ向かう途中の遊歩道。ここでも十分アオリイカ釣れそう

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鳥羽水族館

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ジュゴン

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でかいメバル

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カサゴなど

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タカアシガニ

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伊勢湾名物

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アオリイカもいた

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 鳥羽水族館では、知人が推していたジュゴンの水槽や、ピラルクーなどの怪魚をひととおり見て回り、伊勢湾の水槽ではアオリイカの動きを観察してイメージトレーニング。アオリイカとアジが同じ水槽に入れられていたのは意外だった。アジはアオリに食われてしまわないのだろうか。あるいは、食われるシーンも含めた展示なのか。あまり意味のない峻巡を経て、少なくとも伊勢湾にもアオリイカが普通にいるということは再確認できた。

 しかしながら、いかんともしがたいのは雨である。鳥羽へ入る際、快方に向かうかに思えた天候は、どうやら一時的に青空が覗いただけだった模様で、私が水族館見物を終えて館内から出るのを見計らったかのように、雨脚が強まり出した。仕方ないので、水族館の入口で雨宿りをしつつ、宿探しをする。まだ、どこの宿も予約していなかったのである。いつもどおりの行き当たりばったりだ。土曜日の観光地でどこにも泊まれなかったらどうするつもりなのだろう。こういう神経の太さには我ながら脱帽してしまう。どこかの島へ泊まれば夜釣りもできて都合がよろしい、そう思って答志島の釣り人に人気の宿に電話。しかし、部屋自体は空いているようだったにも関わらず、「一人での宿泊はやっていない」そうで断られてしまった。釣り人に人気の宿でさえこの調子だと、片っ端から電話していってもスマホの電池を消耗することになりそうだった。とりあえず今晩は鳥羽市内に宿泊し、翌朝早くに神島へ向かい、三島由紀夫ゆかりの地を散策し、さらにロープレッシャー釣り場を釣りまくろう、という公算。市内のビジネスホテル的な宿に決定した。これから答志島へ向かう。雨はやむ気配がなかった。

~答志島へ~

鳥羽マリンターミナル

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周遊切符 内回り

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双胴タイプの高速船

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遊覧船や定期船が発着する

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目的地表示

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船内の様子

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 答志島自体は鳥羽市の沿岸からほとんど離れていないが、私がいこうとしていたのは定期船で20分ほどのところにある漁港だった。定期船で内回りの循環チケットを購入。私が今回の遠征地としてこれらの島々を選んだのは、船代の安さにもあった。例えば、熱海沖の初島は単純往復するだけで2,500円くらい、川崎新堤も同じくらい、茅ヶ崎沖磯は4,000円くらい、それぞれかかったような。鳥羽沖の島々は菅島、答志島、坂手島の3島を周遊するチケットが1,000円ちょい、神島まで行ける外回りの周遊チケットでも、1,400円くらい。4日間、鳥羽に帰るまでは有効だというから、どこかの島に泊まって各島をランガンするには好都合、かつ、安い。

雨の中、出航~

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 定期船はなかなか揺れた。港外へ出ると、ウネリが入っており、定期船の窓の水滴は波しぶきによるのか雨によるのか判別がつかなかった。

答志漁港

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いかにも島っぽい狭い路地

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メバルの煮つけ

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 答志島和具漁港を経由して、最初の目的地である答志島の答志漁港へ到着。相変わらずの雨。釣り人は外側の堤防に一人いたのみ。ちょうど昼どきだったので、食堂を探して集落をフラフラ。狭い路地の奥にも踏み込んでみたが、気軽に入れそうな店はなかったので、漁港近くのメインと思われるストリートの定食屋さんに入る。店のおばあさんによると、煮魚定食はメバルで、刺身定食はハマチとサワラだという。刺し身はあまり惹かれなかったので、メバルの煮付けを注文。まあまあでかいメバルが出てきた。愛知出身の知人によると、答志島は「メバル島」らしい。メバルタックルを持ってくればよかったか。

~静まり返った漁港を黙々と攻める~

相変わらずの雨である

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 定食を食べ終わって、ゆっくり目にお茶などを飲んでいても雨は止まない。天候回復を期待するのはやめ、先程まで釣り人がいた外側の堤防へ向かう。ベイトはたくさんいるが、墨跡がない。しかもよくないことに、たまに水面の小魚を追いかける謎のフィッシュイーターが水面を騒がせた。秋の小振りなアオリイカにとって、青物などは天敵。ビビってエサをあまり追わなくなってしまう。表層をダートさせてもなにも着いてこない。必然、ボトムを攻めることになる。効率が上がらない。

変化には富んでいる

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飛鳥時代の歌人柿本人麻呂の歌碑がある八幡神社

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漁港奥(答志東漁港)の船溜まり

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ボート周辺に、……いない

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答志東漁港全景

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ちょっとしたスロープも狙ったが

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「親方日の丸農村自民党」的ななにかを連想させる銅像

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 漁港奥の船だまりで、漁船と漁船の間を穴撃ちしていく。なにも出てこない。スロープ周辺のシャローも攻めるが、こちらも同じく。再び定期船発着場付近へ戻り、辺りを観察して歩いていく。と、定期船桟橋からすぐの小さな堤防周辺で墨跡発見。しかも、異様な数である。雨が降っているにもかかわらず、なぜここだけ残っているのか。何か墨が残りやすい素材の堤防なのか。あるいは、ここがアオリの一級ポイントなのか。とりあえずここで少し粘ってみることにした。

猛烈な墨跡地帯を発見!!!

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~雨なのに異様に墨跡の残る箇所を発見。粘る~

定期船発着場から本当にすぐの小さな堤防である

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 とはいえ、やはり表層~中層にアオリはいなさそう。少なくとも反応がない。そこで、やはりボトム狙いで眺めにステイさせつつ、かならずボトムはとる戦術。フォール中からラインを指でつまんでアタリに神経を集中させる。すると、ぶるぶると反応が。即横方向へアワセを入れた。

 最初はぶるぶる感からして魚かと思ったが、水面には墨を吐きながらアオリイカが姿を表した。ハリが脚にかかっておらず、かかりが心配だったが、無事になんとか抜きあげ。300~400gくらいだろうか。目と目の間にフックは刺さっていた。

ついにきた!

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~雨で、初場所で、さらにフィッシュイーター回遊というアウェイ戦をなんとかドロー(?)に持ち込む~

フォールをとった。ヒットエギはハリミツ/墨族3.5号

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 ボトムから食いあげてきたアオリがエギにしがみついたという筋書きが見える。やはり、雨+大型魚の回遊という悪条件化、ボトム狙いが賢明な模様だ。

小説『潮騒』にたこ壺を利用したタコ漁が出てくるが、この周辺はタコ漁が盛んなのか、いたるところで見つけた

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 これ以降はノーヒット。鳥羽に舞い戻り、ホテルに宿泊。深夜高速バスで疲れた体を休め、翌日に備える。明日は晴れますように、と寝る前にこっそり祈っていた。


ロッド:シマノ/セフィアCI4 S806M
リール:シマノ/セフィアCI4 C3000HGSDH
ライン:東レ/スーパーエギングPE エイトブレイデッド0.8号
リーダー:デュエルの安物ハリス2.5号
スナップ:ブリーデン/となりのアイツ
エギ:ハリミツ/墨族3.5号、ヨーヅリ/アオリーQネオ3.5号、ダイワ/エメラルダスダート2.5号

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by rikkyofishing | 2011-10-15 20:01 | エギング