about LURE FISHING/mainly Kanagawa pref., sometimes Expedition/bass,trout,squid and more!/camera:CANON POWERSHOT SX260HS


by rikkyofishing
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【遠征】4月29日 種子島西之表港(鹿児島県西之表市)

【遠征】4月29日 種子島西之表港(鹿児島県西之表市)


バッカンを持って飛行機に乗ることがあろうとは……(鹿児島空港にて)

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いざ、種子島へ!

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種子島は想像していたよりも「都会」。いわゆる「島に来た」感じは薄く、どこかの地方都市に来たかのよう

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水質はクリア(初日の夕方までは)

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西之表港は沖の長い堤防が外海からの波をさえぎっている

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実績岸壁

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スミ跡多数!! しかし!!!

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 3月から4月にかけて春イカを狙って南伊豆から西伊豆、遠くは四国高知まで、貪欲にエギングしたが私にはコウイカしか釣れなかった。そういうわけで、「キレて」しまった私は、大型連休を利用して鹿児島までやって来てしまった。


 こんだけ南まで来ればアオリイカは年中釣れるだろう。


 鹿児島の海は、大隅半島と薩摩半島のふたつの大きな半島がある。エギンガーは基本的に半島好きで突端好き。さらに、種子島など、でかイカ実績の高い離島を擁する、一大エギング釣り場なのである。


 さらに、歴史的にはエギの発祥・発展の地であり、江戸時代には薩摩藩士たちによってエギによるイカ釣りの大会まで開かれていたそうな。「大分布巻き」なるタイプが現在の市販エギのスタンダードであり、発展の面ではいくらかそちらに譲るとしても、発祥の地としては絶対に鹿児島なのである。日本固有の「ルアー」で、江戸時代から「トーナメント」まで開催されていたというからこれはすごい。


 さて、鹿児島は九州である。しかも、九州の一番南である。当初、高速バスを乗り継いで各地を釣り歩きながら鹿児島を目指すというプランを考えたのだが、こちらの方がちょいちょい金が出ていくため、意外とお金がかかるという試算。鹿児島までスカイマークエアラインなら24,800円である。このスカイマークという航空会社は、機内サービスを省略するなどして価格を下げている格安航空会社である。が、格安なのは早めの予約などの場合であり、普通運賃はもっと高いと思っていたのだが、さほど高くない。そして、出発の数日前に予約しても取れた。大型連休とはいえ、なんとかなるもんである。


 6:20羽田発の便だったのだが、横浜市内の私の最寄り駅からだと、搭乗手続きの締め切りに微妙に間に合うというか、微妙に間に合わないというか……、きわどいところ。出発20分前までに(つまり、6:00まで)手続きをしなければならないのだが、羽田空港国内線ターミナル駅到着が、どんなにがんばっても5:55(笑)。駅のホームから出発カウンターまで果たしてどれくらいなのか。そういえば、成田は何度か利用したことがあるが、羽田は初めてだ。学生の頃、バンコクのドンムアン空港のベンチで一夜を明かした思い出があるが、羽田空港はそんなことは出来ないそうだ。とすると、羽田の東横インあたりのビジネスホテルか川崎あたりのネットカフェに泊まらなければならないが、それだと結局また金がかかる。


 ここは、いわゆる「出たとこ勝負」でなんとかすることにした。


 羽田空港では朝っぱらから職員のお姉さんたちをかなりわずらわせることになってしまったが、なんとか出発。もう少しでも遅れていたら、乗れなかったらしいが、「乗せてやるから言うことを聞け」という感じで次々と手続きをくぐり抜けていった。飛行は大体1時間半。飛行機だと鹿児島もあっという間だ。東京からなら、沖縄だろうと北海道だろうと、とりあえず現地に入るだけならば2時間程度あればおおよそどこにでも行けてしまう。やっぱり日本はいい意味でも狭い。うとうとする間もほとんどなく、鹿児島空港到着。スカイマークのお姉さんは機内より地上にいる人の方がかわいかった。


 バスで市内へ。初九州である。鹿児島市街はかなり都会だ。


天文館

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 路面電車が走る町を、「天文館」なるエリアで下ろされ、乗務員によるとフェリー乗り場まではここから歩けという。この頃はまだ晴れて日が出ていて、非常に暑かった。暦の上ではまだ4月だったが、南国の陽気を感じていた。


 ターミナルに到着すると、ちょうど出発する高速船があり、たまたま空席があったため、間一髪で飛び乗った。伊豆諸島や佐渡島へ行くときと同じ川崎重工(開発はアメリカ・ボーイング社)のジェットフォイルだ。しかし、この時点では種子島に何日いるのかも、またどこに泊まるのかすらも、まだ決めていなかった。


 1時間半で種子島到着。


 蒸し暑い。


 船着き場にターミナル的な建物があり、観光案内の女性がいたので、どこか泊まれそうなところはないか、聞いてみた。しかし、「おそらく、大体どこでも泊まれると思います」と。大型連休で、高速船内の人の多さにビビっていたのだが、大丈夫そうだ。


 というより、今日日、大型連休(ゴールデンウィーク)だからといって休めるような人ばかりではないということなのだろうな。


 電話をして一軒目の民宿に宿泊決定。とりあえず、海岸沿いをパンをかじりながら歩いてみて回る。高速船が到着した西之表港から左に曲がって行くと、そのとなりにも小さな漁港がある。が、浅いみたいだ。そこからさらに歩いていくと、釣具屋を発見。割とルアーに強いとされる種子島ラッキーだった。当然、入店。


フィッシングラッキー店舗外観。4号エギが標準サイズ

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港から10分くらいのところに看板がある

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 お店の方によると、イカはこの日の朝、3.3キロが出たらしい。場所はというと、高速船が発着する船着き場のあたりだという。小サバを補食しているらしく、「夕方やればまあ釣れると思う」、という心強いお言葉もいただいた。アオリーQと墨族の4号を購入。


 宿は港から少し丘を上がった民宿。不動産屋かなにかを兼業しているらしく、民宿はそれほど主力ではないのか、私のほかには宿泊客はいなかったが、ご主人は感じのよい人物だ。


 早速、釣りに出かける。港につく頃になって雨が落ちてきた。新調したAIGLEのカッパを着込む。それでも、釣りはじめてからしばらくは本当に小降り程度。岸壁でおそらくはサバを狙っていたであろうサビキ釣りの家族連れもしばらくはそのまま釣りを続けていた。


 エギングの釣り人は明るいうちは私のほかにひとりだけ。ただ、雨が本降りになってくると、サバ釣りの家族連れと時を同じくして帰っていった。一時、岸壁には私ひとりだけになってしまったが、やがて二人連れのエギング釣り人がやって来て釣りをしていた。屋根のあるベンチで休んでいると、一人が荷物を置きに来た。釣果を聞いてみると、一杯釣れたという。エギはオレンジ色っぽかったので、安易だが、オレンジ色のエギに変更。さらに、シャクリは大きくゆっくりとした感じだったので、それも真似してみた。


 すると、フォールでラインをもっていると、ティップをもっていかれるハッキリしたアタリ! しかし、ズルリと外れる。千載一遇のチャンスを逃してしまった。回収したエギを見ると、ザックリとやられていた。


ガブリといっている

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 これだけ破れてしまうと、接着剤で丁寧に補修しないと動きが安定しなさそうだったため、交換。それにしても、昨年の新島1.5キロと同じような噛み跡。2キロ3キロとは言わずとも、同じくらいはあったのではないだろうか。また、エギも新島と同じヤマシタ/エギ王Qライブ。ヤマシタのエギはこういう風に布が破れやすい気がする。ガッチリ噛みつかれるからか(ポジティブ)、蓄熱布を使っているという温チャージの布が弱いからなのか(ネガティブ)はわからないが、エギ王Qライブ、釣れる。


 夕まずめは暗くなるギリギリまで粘ったが、出ず。夕食の時間なのでいったん旅館に戻った。


 夕食時、宿の主人の話によると漁師たちは沖でヤリイカやコウイカの漁を行うという。ちなみに、鹿児島、宮崎、熊本などの九州の南よりではアオリイカのことをミズイカと呼ぶ。


 夕食後、再び港へ向かう。先程の前半戦で靴は完全に浸水。ゴアテックスを使用した防水のアウトドア用の靴なのだが、結局痛んでしまって水が浸水する。


 20:30港到着。風も時おり強く吹き、雨もしとしとと降り続いていた。当然、岸壁には誰もいない。先程の釣り人たちも帰ってしまったようだ。海面を強い光で照らすと、なにかいる。サバなのだろうか。南の海はダツなどが怖いので照らすのはほどほどにする。


 オレンジ色っぽいカラーで探ってくる。シャクリはゆっくり目で、次のシャクリへうつるペースも遅め。スラッグは最小限を巻き取るのみにして移動距離を押さえてじっくり探る。時たまリトリーブなども織り混ぜて、丁寧に探る。だが、反応がない。


 オレンジ色のエギ王Qからケイムラのエギザイルに変更してステイを長めにとって点で探ってくる。しかし、なかなかアタリらしきものがない。


 岸壁には常夜灯はないが、フェリーや高速船のターミナルと貨物置き場あたりからの明かりが多少は届き、真っ暗ではない。岸壁に停泊中のジェットフォイルが点検かなにかなのか、止まったままで発進するときの大きなうなりを上げていたため、夜だったが、周囲は騒がしかった。また、強い光を照らしながら、大きめの貨物船が入港してきたりもした。


 22:30、突然、辺り一帯の明かりが消え、心臓が止まるかと思うほどびっくりした。これを潮に撤退。風も雨も強まる予報。明朝はおとなしく寝ているしかなさそうな感じだった。


 それにしても、私に釣れるアオリイカはもはやこの国にはいないのだろうか。
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by rikkyofishing | 2012-04-28 22:00 | エギング