about LURE FISHING/mainly Kanagawa pref., sometimes Expedition/bass,trout,squid and more!/camera:CANON POWERSHOT SX260HS


by rikkyofishing
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【遠征】4月30日 種子島赤尾木港(鹿児島県西之表市)

【遠征】4月30日 種子島赤尾木港(鹿児島県西之表市)



この日唯一の「釣果」……

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 壊れた雨どいから雨が落ちる音がひっきりなしに聞こえる。風はうなりをあげるように、時おりまるで台風の時のように吹いている。


 天気予報では、風は東から北東、夕方から北になる。午前中は10メートルと、厳しい状況だが、のちのち7メートル以下に一応は落ち着く予報。昨晩の岸壁は西向きなので午前中も釣りをするぶんにはなんとかならないこともなさそうだったが、午後から雨脚が弱まり、少しずつ天気が快方に向かう予報でもあったので、午前中のうちは民宿の部屋で沈没。民宿の隣の隣に釣具屋があり、そこにスパイクまでついた安い長靴が売っていたので購入。2,000円程度のものだったが、いくらなんでもこの遠征中に壊れることはないだろう。レインウエアのズボンを、この長靴の外側をしっかりと覆うように履けば、浸水することはないはずだ。基本的には餌釣りのお店のようだったが、店内にはちゃんとラインやエギもあり、困ったときには助かりそうだ。


 雨は午前中いっぱいはガッツリ降っていたが、昼過ぎにはなんとか外には出られそうになってきたのて、雨具を着込んで宿を出発。宿は港から大体10分くらい。釣具屋の近くだった点はよかったが、釣り場のすぐ横ではなかった点はやや判断ミスだったかもしれない。


 まだ明るいうちは高速船などが発着する岸壁の周囲のポイントも見て回った。様々な方面からの情報では、この岸壁のみで十分に事足りるという話だったのだが、雨が降ってしまったため、西之表港に流入する島で一番大きな川からの雨水の影響は無視できない。雨水の影響が少なさそうなところ、川の流れが直接当たっていない隣の小さな漁港や岸壁などを見て回った。


赤尾木港の出口

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ここは釣りしづらそう。港から北へ歩いて行った辺り

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 まず、隣の赤尾木港だが、こちらは確かに濁りは薄い。小魚もちらほら見えていた。ただ、石積の堤防がやや足場が高く釣りはしづらい。港内は水深は確保されているようだったが、釣りが自由に出来る割には釣り人の姿がなく、またスミ跡もない。


 農協のスーパーの根本から伸びる堤防の外側は根が沈んだシャロー。ただし、海草などはまばらで産卵エリアにはなっていなさそうだなあ、と思っていたら、なんと見えイカ登場。水面近くをふらーっと泳いでいた。しかも、けっこうでかい。1.5キロアップはありそうなアオリイカだ。エギを投げると反応することから、産卵に入った個体というわけでもなさそうだった。しかし、私のエギを抱くことはなかった。1キャスト目はかなり強い反応を示すが、次からはほとんど無視。カラーをかえてまた投げてみると今度はどこかへ逃げてしまった。うーん。


 種子島で目を引いたのは政治的なメッセージの多さ。


TPP交渉参加に反対する農協

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日本教職員組合の傘下と思われる鹿児島県教職員組合の馬毛島米軍基地化に反対するもの

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こちらは日本共産党

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かと思えば、正体は不明だが明らかに保守的なバッググラウンドを持つであろう主体による看板

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 TPP交渉参加への反対から馬毛島の米軍基地化へ反対するものまで、左右入り乱れていた。そういえば、初日には右翼の街宣車に遭遇した。右翼がいる離島というのも珍しい


 ただ、この港は川の流れがじかに当たっているエリアではないため、雨水の流入直後のポイント選択としては正解だと思われた。ここで、夜まで粘ることにした。


 例の見えイカは、たびたび私の前に姿を現した。エギを投げると、反応するが、いずれも第1投のみ。また、色がまばらな茶色で、なんとなく普通のアオリイカではない感じ。普通のシロイカよりも大きくなるとされる、いわゆる「アカイカ系」というやつなのかもしれない。


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 時おり思い出したように小雨が落ちてくる。天気予報では午後からは曇りの予報だったのに。島の天気は変わりやすい。


 私が釣り続けていると、スーツ姿の男性が話しかけてきた。福岡から出張で来ているというシステム関係の職業の方で普段はひとつテンヤの釣りにのめり込んでいるそうだが、アオリイカのエギングもやるらしく、種子島ならエギングだろうということで、リールとエギだけをカバンに忍ばせて種子島へやって来たという。ロッドは釣具屋で借りる算段だとのこと。釣り場を探してふらふらしているときに雨のなか釣りをしている私に遭遇したということだった。


 私は、昨日の岸壁の様子と釣具屋「種子島ラッキー」の場所を教えた。


 この日は祝日だった。実を言うと、今年の大型連休、私は9連休だ。私の勤務先は、通常はカレンダー通りだが(というか、公務員や電力企業でもなければ普通はそうだろう)、真ん中の平日を2日とも休みにするという暴挙に出たのだ。連休明け、机がないかもしれないが。


 福岡から来た釣り人と別れた後も、がんばってシャクリ続け、フォールのアタリを待ち続けたが、一向にアタリなし。



 隣の磯混じりのシャローには補食態勢にあるイカが確実にいるのに、どうしたらいいのか。西之表港の北部方面も覗いてみたが、堤防の少し沖にテトラ帯という、かなり釣りがしづらい地形。レンタカーなどを借りる以外、エリアを大きくかえることはできそうになかった。



 とはいえ、大雨の影響もどれほどのものなのかはかりかねた。かなりの雨が降ったとはいえ、流入するのは飽くまでも島の川。本土の川とは流程も流量も全然違うはずだ。雨水の流入を過大視しすぎると、実績ポイントでのチャンスを逃す恐れがあった。レンタカーを一日だけ借りてほかの釣り場を探すという選択肢もあったが、さらに収拾がつかなくなる可能性もあった。


 完全に日が落ちた夕食後も釣り場へ向かったが、ノーヒット。
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by rikkyofishing | 2012-04-30 11:52 | エギング