about LURE FISHING/mainly Kanagawa pref., sometimes Expedition/bass,trout,squid and more!/camera:CANON POWERSHOT SX260HS


by rikkyofishing
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

【遠征】10月20日 男鹿半島畠漁港(秋田県男鹿市)

【遠征】10月20日 男鹿半島畠漁港(秋田県男鹿市)


釣果:アオリイカ100~300g×8杯、タコ2杯


 いくつかの台風が日本列島を通過し、首都圏でも一気に秋が深まってきた10月半ば、私は真夜中の東北自動車道を北上する高速バスの中にいた。目的地は秋田県男鹿半島。


 今年の秋イカは伊豆半島でも東京湾でも、新潟や兵庫県但馬周辺などの日本海でも、史上例を見ないほどの釣れっぷりだとか。中でも特筆すべきは日本海北部で、青森や秋田では長い冬に閉ざされる前にとばかりに、秋イカの好調が地元釣り雑誌社のサイトなどに報告されていた。サイズは伸びないが、二桁釣果から一晩で三桁に迫る釣果もあったとか。なかなか釣りに行けず、イカを釣りたい欲求が高まり、裸の大将もびっくりの気まぐれさで、男鹿半島へ向かうバスを予約していた。


 秋田市内から男鹿半島までは男鹿市の中心部までしか鉄道が伸びていないため、今回の移動はレンタカー。車中泊すれば宿代も浮くのでちょうどいい。


 秋田へは独立した三列シートでも片道6,000円とかなり安い。関越道での高速バスの事故以降、大阪方面が高値傾向になってしまい、紀伊半島が経済的に決して近くはなくなったことも、今回の男鹿半島行の決定要因となった。事故自体は痛ましいものだが、つまるところ人間一人によって運転されるバスという乗り物の性質上、ヒューマンエラーはリスクとしてはどのみち避けられないものである。今後上昇することなどあり得ないこの国で、規制ばかりで貧乏人はどこへも行くなという行政の判断は極めて残念だ。


 さて、朝10時前に秋田市内へ到着したわけであるが、意外と寒かった。10月の半ばといえば、冬の足音が聞こえてくる頃であることは、新潟出身の私は頭では理解していたが、具体的な危機として、準備段階で厚めの衣服を用意するとか、ヒートテックを荷物に仕込むとかをしなかったのは不覚だった。


 とはいえ、今回はレンタカーでの移動のため、釣り場へ向かう前に街中でいろいろ仕入れることができる。秋田市内の上州屋やイオンなどに立ち寄ってから、県道を一気に北上し、いざ、男鹿半島へ。


今回のレンタカーはダイハツ/タント。車内は意外と広い

b0121015_2121817.jpg



上州屋秋田店。エギはやっぱり季節限定感が否めず、八郎潟が近いことからバスの方が商品が多かった

b0121015_21221437.jpg



この店内のエギングマップはかなり参考にした

b0121015_21225460.jpg



 秋田市内から男鹿半島付け根の男鹿市中心部までは大体一時間くらい、そこから男鹿半島の先端部分、入道崎周辺までは飛ばして40分程度と言ったところだろうか。けっこう近い。都心から三浦半島へ行くよりも近い場所で、秋イカの暴釣が楽しめる、うらやましい限りである。今は首都圏に暮らしているが、ときどき、秋田のような地方都市での生活も想像してみる。おそろしく退屈そうな気がする半面、本質的には特に何も変わらないのだろうとも思ってみたりする。


 日本海を西に向かって飛び出す男鹿半島を、とりあえず先端まで突っ走って見る。道路はおおむね道幅が広くて走りやすいが、途中、工事中の区間があり、前を走るトラックの土煙から解放されて一気に視界が開けた時、そこが半島の先端部だった。入道崎には休憩所や食堂などが並び、観光バスも収容できる広い駐車場があった。かなり風が強い。


畠漁港

b0121015_2125936.jpg



墨跡

b0121015_21255516.jpg



漁港内はエギングの人しかいないと言っても過言ではないくらいエギング勢が占める。アジなどもかなり目視できる

b0121015_21263565.jpg



 ここから坂を下っていくと、最初の目的地に設定した畠漁港がある。岩礁帯の入江を堤防で囲った漁港。堤防の外側部分は冬場の厳しい荒れに備えてか、かなり高さがある。外側のテトラも乗れない大きさではなさそうだったが、風も強いし、敢えて入るほどサイズを追求しているわけでもなかったため、迷わず堤防内側を観察する。すると、偏光グラスを通してかなりのアオリらしき影が見える。エギを投げると、触腕を伸ばしながらチェイスしてくる様子から間違いなくアオリイカだった。しかし、日中で活性が低めなのか、興味は示すがちょっかいを出してくるような感じでもない。800gくらいはありそうなサイズがフラフラしているのも見かけたが、エギに反応を示さない白っぽい個体。船溜まりへ移動し、スロープと岸壁の境目からエギをキャストしていると漁師が話しかけてきて、ここにイカはいないという。そして、そういったかと思えば、優しくシャクらないとここでイカは釣れないといいだす。キツい訛りで意思疎通が1/3程度しか成立していなかった模様。と、話している途中でヒット!!驚いて鬼アワセしてしまい、私の顔めがけて墨を噴射しながらアオリイカがぶっ飛んできた。


畠漁港

b0121015_19345126.jpg




言葉がよくわからない漁師さんの横で釣った最初のアオリイカ

b0121015_22221044.jpg



 とりあえず、1杯キャッチ。サイズは今ひとつだったのと、あくまで様子見だったため、リリース。


 周辺の釣り場を見る意味で移動。


 入道崎周辺の断崖絶壁を見下ろす道を走ると波風ともに強まっていることが容易にわかった。夕方以降の雨予報も出ているし、これは一波乱あるかもしれないと思いつつ、アクセルを踏み込んでいった。


 戸賀漁港はダイワのエギングイベントなども行われる釣り場で、キャパシティの面ではかなり期待できた。が、着いた時にはすでにかなり風が吹き込んでおり、外側へ向かってのキャストは困難。入江の内部に位置する漁港のため外側テトラの足場は低く狙いやすそうなだけに残念。ここではタコ釣りのおじさんが片手間に1杯だけアオリイカを釣り上げていた。


入江の内部に位置する戸賀漁港

b0121015_21313663.jpg



イケスのまわりにイカ着いていないかな……

b0121015_21315786.jpg



テトラは私が嫌いなタイプ。小さくて、正方形が7個くっついたもの

b0121015_21321767.jpg



 入道崎の観光客向けのお店で昼ごはんを食べたが、見事に後悔させられた。そもそもいくらなんてもともと好きじゃないのだ。ざっぱ煮なる野菜と魚の水炊きのようなものは美味しかっただけに余計に残念。


戸賀を偵察中にさすがにお腹が減ったので、入道崎の観光客向けの食堂でいくら丼定食2,000円也を食す

b0121015_21335366.jpg



残念ながら、まずいんだな、これが(泣)。まあ、私がいくら好きじゃないからかもしれないが(だったらなぜいくら丼にしたのだろう)。

b0121015_2134830.jpg



水炊きみたいな鮭の“ざっぱ煮”。こっちのほうがいくら丼の500倍うまかった。鮭以外の魚も入っていた

b0121015_21342226.jpg



 気を取り直してもう一つの釣り場をみにいく。風が南よりだったため、北岸の漁港を回るつもりだった。西黒沢地区の漁港へ。しかし、雨が降り出してきてしまう。


西黒沢地区の漁港に来たら、雨。以降しばらくやまず、風もあり釣り中断

b0121015_21364871.jpg



雨が続くので、潟上市街まで戻ってマックスバリュなどで買い出し

b0121015_2137449.jpg



 昼ごはんの定食で食費はもう十分使ったので、残りの滞在はスーパーで一気に買い込む。かなり安い。


 太田釣具店というお店にも寄り、エギや安物のスパイクブーツ(種子島の時のものは履きつぶした)などを仕入れる。エギは墨族がサイズもカラーも豊富にあったのでかなり買い込んでしまった。


 で、雨の中釣りをする覚悟で、一直線に男鹿半島先端まで走っていると、雨が弱まってきた。私の場合はあまりない幸運。


畠漁港再び。雨は止んだ。時は満ちた

b0121015_2139136.jpg



 スロープは意外と釣れるということは、関西のある釣り人に教えてもらった。プレッシャーが低く、障害物は意外と多い。スパイクブーツで少し立ち込んで、丁寧に探っていくと数が出ることもある。


さっそくスロープで1杯。スロープは意外と釣れるのだ

b0121015_21393773.jpg



追加。都合3杯目

b0121015_21411945.jpg



 スロープを一通り探ったあとは、スロープと岸壁の切れ目でなおかつ常夜灯があるという絶好のスポットへ。ここでもコンスタントに釣れる。水面にアジかあるいはカマスだろうか、魚の反応が出ていて、それを狙ってイカもついているようだ。


ほかの釣り人たちが外側テトラでサイズを狙う中、常夜灯周りで連発。4杯目

b0121015_21421748.jpg



さらに、5杯目! 今夜はノンストップか!?

b0121015_21432541.jpg



 これまでのイカとは異なる引きで水面に姿を表したのは、なんとタコ?!必死でスロープにずり上げハンドランディングかまし、頭を裏返して内臓をむしりとってビニール袋にキープ。いいお土産ができた。


異様に重いと思ったら、1kgくらいのタコ!!

b0121015_21443155.jpg



やらかしたゲソカット。アタリが取れていないのだ

b0121015_21454242.jpg



20時ちょうど、本日6杯目

b0121015_21463684.jpg



5分後に7杯目

b0121015_21473963.jpg



8杯目はヤマシタ/エギ王Qライブ2.5号。エギはあまり関係ないのか

b0121015_21485611.jpg



最後にタコでシメ。サイズは少しダウン

b0121015_21501913.jpg



釣り疲れてアタリも止まった頃、雨が降りだしたので、すごい雷雨の中、車内で就寝

b0121015_2151084.jpg



 明日に備え、車内で寝袋にくるまりながら就寝。モンベルの7番の寝袋は十分に暖かかった。



ロッド:シマノ/セフィアCI4 S806M
リール:シマノ/セフィアCI4 C3000HGSDH
ライン:バリバス/アバニエギングPE0.8号
リーダー:東レ/トヨフロン スーパーL EX1.7号
エギ:ハリミツ/墨族2.5号ダイワ/エメラルダス・ダート2.5号ヤマシタ/エギ王Qライブ2.5号

[PR]
by rikkyofishing | 2012-10-20 22:14 | エギング