about LURE FISHING/mainly Kanagawa pref., sometimes Expedition/bass,trout,squid and more!/camera:CANON POWERSHOT SX260HS


by rikkyofishing
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1月26日 鶴見川(神奈川県横浜市)

1月26日 鶴見川(神奈川県横浜市)


ノーフィッシュ


釣れね

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 「アフリカでは、太陽と海はタダである」といったのは、アルジェリア生まれのフランスの作家、アルベール•カミュだ。カミュの言葉には「アフリカでは〜」との留保がついているが、のちに私がフランスを訪れた際、フランス人からもたびたびこの言葉"Le soleil est gratuit(太陽はタダだ)"を耳にしたから、フランスでも太陽は"タダ"のようだ。私は新潟に住んでいた高校生のころ、カミュの小説『異邦人』に触れ、感銘を受けた半面、先述の、(アフリカでは)「太陽」がただであらゆる人間に平等に与えられているものであるという点には複雑な思いを抱いた。私が育った新潟は、光につつまれたアフリカとはまさに対極で、長い冬が訪れると半年近く晴れることはほとんどなく、毎日のように薄暗い空の下で過ごさねばならない。自殺率も高めらしい。どんよりとした空の下の冬の海はいつも荒れていた記憶がある。私はそんな海も嫌いではなかったが、荒れていて釣りにはならないことが多かったため、陰鬱な気分で毎年の冬をやり過ごしていた。だから、「裏日本」と呼ばれる田舎に生まれ育った人間には太陽の恩恵すらも決定的に不平等ではないかと、カミュの言葉に多少の憤りを感じていた。


 受験で東京に出てきたときも、正直いってどこにも受からないだろうと思って適当に過ごしていたのだが、何度か東京と新潟を行き来するうちに、あの陰鬱な冬のなかに戻りたくない、ましてや浪人してもう一年新潟で過ごすなどうんざりだという気分になり、直前一週間で必死に勉強して、10校近く受験したうちの2校に現役で合格して上京することになった。それ以来8年間、東京、および神奈川の首都圏で暮らしている。


 前置きが長くなったが、要するに太平洋側では本来は冬でも釣りになることが多いという話。しかし、冬型の気圧配置になればやっぱり海は荒れるし風は吹く。


 近年、メバルやアジなどのいわゆる海の「ライトゲーム」がその「手軽さ」を理由に流行中であるが、私はその手軽さに関しては疑義をていしたい。なぜかと言うと、PEラインで軽いリグを使う性質上、最盛期の冬場は意外と釣りにならないことも多く、海の近くに住んでいるわけでもない、釣りをする日を選べない普通の釣り人には、実はまったく手軽なものではないのではと思うからである。


 本当はこの日もメバル釣りにいきたかったのだが、波が2.5mでうねりを伴っており、風もあるため、内海以外釣りにならなそうだった。しかし、翌週はやや長めの出張。この週末のうちに釣りをしておきたい。ということで否応無くバス釣りにいくことになった。


 しかしながら、その程度のモチベーションでは朝起きられるはずもなく、秦野の震生湖は選択肢から自動的に外れる。鶴見川へ。


 鶴見川は冬でも釣れると何度このブログで書いたことか。冬でも釣れるのは事実なのだが、私には釣れない。


 今日は下水処理場の排水周辺から新羽橋までを攻めて行ったが、芳しい反応なく時間が経過していく。排水上流のテトラ帯にはコイがボーっとしていたが、コイは意外とラインの存在感に敏感で、ワームをシェイクさせて寄せてきても、直前で反転され、食わせることが出来ない。いっそ食パンを買ってこようかと思ったが、なんとなくパンをもってしても釣れないような気がしてきて、やめた。


 新羽橋の上流の沈んだジャカゴは、穴の中にバスがいるらしいが、今回は潮位が高めで穴が見えなかった。残念。

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by rikkyofishing | 2013-01-26 17:27 | バスフィッシング