about LURE FISHING/mainly Kanagawa pref., sometimes Expedition/bass,trout,squid and more!/camera:CANON POWERSHOT SX260HS


by rikkyofishing
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1月2日 伊東港第十三はるひら丸ブリトップ船

1月2日 伊東港第十三はるひら丸ブリトップ船




釣果:サバ


 冬と言えば寒ブリである。日本海側で育った私はなおさらその傾向が強い(文章的にやや意味不明)。『つり丸』の記事で上越沖のブリジギングの記事が載っていたのをみて、釣りたくなった。ジギングタックル購入の検討を始めたのが、12月の中旬。年末年始に実家に帰るふりをして、車だけ借りて上越まで釣りに行こうかと思っていた。しかし、この時期の日本海は常に荒れ狂い、かつては堤防の灯台が流されたこともあったほど。そうそうこちらの都合に合わせて天候が安定することなどない。現実に、クリスマス寒波から大晦日にかけては大雪が降り、車の運転すら困難なのではないか、という疑念が生じてきた。となれば、妥協案として近場でブリを狙えないか。調べてみたら、小田原~真鶴~網代~伊東の船でブリのルアー船が出ていた。しかし、ジギングではなく「ブリトップ」と呼ばれるキャスティングゲームだった。


 ブリのルアー船は主に以下の船宿から出ている。


小田原早川港:
弘美丸
隠徳丸(ジギングも?)
真鶴港:
嘉丸
網代港:
森竜丸
水健丸(仕立て専門)
伊東港:
はるひら丸
よしゆき丸(どちらかというと仕立て?)


 どの船もホームページを見る限りではジギングができない訳ではなさそうなのだが、電話して聞くと、今はキャスティングが中心なのだという。相模湾ではブリキャスティングが流行っているのだろうか。海のルアー黎明期からルアー釣りが楽しまれてきた土地柄か何かなのか、詳しいことは今日釣りをしただけでは見えてこなかった。


 上州屋渋谷店で店員と話してみると、ジギングは相模湾にも乗合船がないことはないが、常に情報が入ってくるようなジギング船はない、らしい。たしかに、調べてみたら小田原の隠徳丸は午前船はキャスティングとジギングの両方狙いのようだし(船宿に要確認)、平塚であれば浅八丸がやっている。また、三浦方面の船宿まで入れればこの限りではない。でも、極論を言ってしまえばワラサクラスなら東京湾内のライトジギングでも釣れるわけだし、相模湾でブリといったらやっぱり初島周りでしょ! そもそも、本来は日本海で寒ブリを狙うというのがあったわけで、すでに妥協なわけで、ここからは一歩も引けない!!


 ブリのキャスティングはシイラタックルでも十分やりとりすることはできるが、乗合船だと自由度が低く、短時間で勝負を決める必要があるため、強めのタックルを持っていった方が無難とのこと。もちろん、15キロクラスだったりしたら、シイラタックルでは話にならないが、釣れるのは大体6キロから大きくて8キロ~10キロくらい。大きいとはいえ、そんなに暴れまわったり引く魚ではないのだそうだ。乗合船で必要なブリタックルは、ちょうど、ヒラマサと兼用することができるくらいのタックルだそうなので、バリバス/ヴィオレンテのオフショアモデルを購入。リールは、5号を300メートル巻くことができ、その気になればロッドと1個7,000~8,000円が相場という狂った値段のルアーをそろえれば、マグロにも挑戦することだけはなんとかできるというシマノ/ツインパワーSW12000HGを。


 個人的に最もアクセスしやすいのは、当然、小田原である。電車代も安い。しかし、弘美丸に電話をしてみたら、「ロッドは8フィート以上、ラインはPE5号」と言われた。やはり、「要するに、乗り合いで、ブリがヒットしてから取り込みまで早く決着をつけたいということなのであろう」というのがオフショアに詳しい知人や上州屋の店員と話した上の結論だった。そして、弘美丸は新年は4日からブリトップ出船。4日はもう仕事だ。同じく小田原の隠徳丸は満船だった。いろいろな事情が重なって最も遠い伊東港からの出船となった。


人多め。12人いたそう。予約の段階では3、4人って話だったんだけど、飛び入り参加募集で一気に増えてしまったか

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 正月用のブリを。釣りのうまい下手はあれども、誰しも考えることはいっしょである。午後船の方がナブラに出会うことが多い模様。午後船を選択。


 箱根駅伝の話題一色の東海道線内で乗船を控えた変なテンションで、ひとり変な表情をしながらリーダーを組みつつ、伊東へ。


 そして、今回の第十三はるひら丸、船体は小さい。平塚の庄三郎丸や庄治郎丸の感覚で行くと、なおさら。小さい方が鳥や魚に警戒心を与えずにすむということもあるのかもしれないが、8フィート近いゴツいタックルをもったゴツい男たちが大勢乗っていて、さらにゴツいフックが付いたゴツいルアーがセットされたゴツい予備タックルが船内に所狭しと並んでいて、動きづらかったというのが正直な感想。


 そして、予約の電話を入れた際、船長は「キャスティングです。ジギングはやりませんからね」といっていたのだが、ジギングタックルも何セットか持ちこまれていた。この日はジグを沈めることはなかったが、あまりにもナブラが出ない場合、「ジグ落としてもいいよ」ということになるのだろうか。それだったら、ジギングタックルも持ってこなきゃ損じゃないか!(まあ、現状持ってないけど) あるいは、お土産のサバ用なのか。


 実は今回、船に乗り込むまでに、置いて行かれそうになるアクシデントがあり、船長やほかの釣り人とあまり話をできていないのだ。私がよくわからないまま集合時間である11時の10分前くらいのタイミングで、港ではなく船宿の事務所に行った。おかみさんが船長に電話をかけたところ、「もう船は出た」と。(わしゃちゃんと暮れに電話で予約をして、横浜から電車に乗ってはるばるやってきてんねんぞ、どういうことやねん!?)と思って、おかみの方を見ていると、おかみがものすごい剣幕で船長に「戻ってらっしゃい!!」と。で、戻ってきた、と。そっから船に乗っても、小沢一郎風に言う“口下手な東北気質”の私のこと(まあ、東北生まれではないけど)、ほかのお客さんたちとの間の微妙な空気を変えるような「抜群のコミュニケーション能力」はそなえておりませんのです。


途中、雨まで降ってきやがった。移動中、水を浴びやすい胴の間に腰かけ十分に水を浴びていたのでしばらく気付かなかった

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 船内には腰巻ライジャケを膨張させてしまった人がいたほど、網代沖への移動では水をかぶった。私のライジャケは膨張しなかったんだけど、逆にだいじょうぶか……?


しかも、ナブラはあまり見つからない。見つかってもシイラと違い船が近づくとすぐに収まってしまう。不穏な空気

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 網代沖でナブラを発見! 船、黒い煙を上げながら現場へ急行! まだバシャバシャやってるぞ! 海面に水飛沫があがっている! キャスト! 1投、ダメ。2投目、ダメ…… そして、3投目くらいには群れは沈んでいる。まず、群れを発見して、ナブラがにぎやかなうちに現場にたどり着けるか(たどり着けなかった場合も)、そして、キャストを開始してからナブラが収まるまでの短い間、せいぜい2~3投の間にチャンスをものにできるか。シイラのようにしばらく表層にいてくれない。


 困った! すげえ難しい! でも、……面白そう!


 モグラ叩きのような釣り、とはよく言ったものだ。


イメージ的には、網代と熱海と初島を結ぶトライアングルの中で群れを探す感じの模様。

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すぐ近くを初島行きのイルドバカンス号が行ったり来たりしている。何世号かは不明

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 まず、岸と並行に網代の沖周辺へ向かい、ナブラを発見。キャスト開始。で、ダメだったので初島周辺へ。エクシブが真正面に見えていたので、大体、初島第二漁港の近くだった模様。基本、このへんを行ったり来たりで、鳥山やナブラ次第で見つけ次第急行。ほかの船の動きや空高く飛ぶ鳥たちの動きを良く見る必要があるようだ。船にはソナーも乗っていたようだが、「いるんだけどなあ、100m付近なんだよね」と船長。


雨がやむと晴れ間がのぞいた。

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ミヨシに張り付く人々。乗ってみてからの感想として、断言するが、「これくらいのバイタリティーがないと絶対に釣れない」

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 最初は、太めのテイルウォーク/ガンズフラットサイドをキャストしていたのだが、船長が「細身のルアーの方が食いがいいよ」というので、シマノ/スタッガリングスイマーに変更。このあたりのブリトップのパターンとしては、“サンマパターン”と“イワシパターン”の2パターンがあり、前者は大きめのマグロ用やヒラマサ用みたいな大きめのルアー、後者はシイラ用を流用できそうな小さめのルアー、ということを聞いていたのだが、今回のベイトはイワシだった、ということのようだ。


 何回目かのナブラで、特に激しく、範囲の広かったナブラを撃った時、前方の釣り人が1本、また、それから何回目かで別の釣り人が1本、それぞれ釣っていた。しかし、それだけ。チェイスはあるみたいだが、なかなか難しい。船中12名で、6.5㎏と8㎏の2本。


ロッド:バリバス/ヴィオレンテVLO-77-10 今回の釣行のために新調

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リール:シマノ/ツインパワーSW12000HG 同じく新調

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 12000番は8000番とボディのサイズ自体は同じだが、スプール容量が違う。すごく重い。筋肉痛になった。日中の寒さは全然気にならないレベルだったが、圧倒的な力不足を実感。


なにも起こりませんでしたが、なにか?

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最後の最後にすごいナブラ。しかし、……ぜんぶサバ。シンペンを沈めるといくらでも食ってきた。当然、お土産が目当てではない

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 ゼッツ/ギグを沈めるとカツンカツンあたって来て、何匹か釣れた。竿、ぜんぜん曲がらない。ドラグ、ぜんぜん鳴らない。こんなはずじゃなかったのに。


 サバはすべてリリース。なぜなら私はでかいクーラーを持っていないから(笑)。


帰港。お疲れさまっした!

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 伊東港に帰着後、料金8,000円を支払い、そそくさと帰宅。


 キャスティングは、「釣れたんじゃない、釣ったんだ!!」的な意味合いではいい釣りなんだろうけど、ナブラがでないと、非常に消化不良感が強い。ジギングだったら、とにかくシャクリまくるとかシャクリのペースを変えるとか、いろいろと手の施しようもあるんだろうけど、キャスティングはチャンスが本当に一瞬で、経験を積んでいかないと1匹に出会えなさそう。また、乗合船でも場数をこなしてきた釣り人じゃないと、実際問題ミヨシまで出ていくのは厳しいのではないか。大体、マグロ用タックルでルアーをオーバーヘッドでビュンビュンキャストしてる筋骨隆々としたおじさんに交じって釣りをするのって、怖いじゃないですか、ぶっちゃけ(笑)。ほとんど大ドモで一生懸命斜め前方にキャストしていた私は、勝負すらしていなかったのではないか(いや、勝負すらしていなかった)。そんな感想。


 しかし、……帰り際、船のクーラーボックスに入っていたブリ、でかかったなあ。。。



【メイン】
ロッド:バリバス/ヴィオレンテVLO-77-10
リール:シマノ/ツインパワーSW12000HG
ライン:シマノ/パワープロデプスハンターキャスティング5号300メートル
リーダー:バリバス/ショックリーダー100ポンド
スナップ:カルティバ/クロススナップ
ルアー:マングローブスタジオ/アトゥーラシマノ/スタッガリングスイマー、テイルウォーク/ガンズフラットサイド、ダイワ/TDペンシル各種、ゼッツ/ギグ
【サブ】
ロッド:天龍/スパイクSK-702M
リール:シマノ/ツインパワーSW6000HG
ライン:シマノ/パワープロデプスハンターキャスティング3号300メートル
リーダー:シーガー/プレミアムマックスショックリーダー60ポンド

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by rikkyofishing | 2012-01-02 18:34 | オフショアキャスティング